今朝のニュースで、早稲田大学の就業規則にかかわる
刑事告発が報道されました。
就業規則を変更するには、労働者を代表するものの意見を
聞く必要があります。別に反対意見でも良いからその意見を
添付し、労働基準監督署に届出します。
早稲田大学は、その労働者の代表者の選び方が杜撰である
との内容で、訴えられたようです。
今年4月1日から労働契約法の19条で5年の超える契約社員
は、本人が無期雇用の希望を申し込めば、使用者側が拒否
しても無期雇用に転換する、という法律が施行され、事業主は
対応に追われているようです。
今朝のニュースは、ただ単に、就業規則の手続き上の争いで
あり、大事件のような報道は、世間の耳目を集めようとする
メディアの思惑のようにも思えます。
今のところ、ハローワークの求人票には、改正労働契約法の
19条にかかわる新しい対応策は、見られません。
労働条件通知書には、おそらく、5年を上限として、それ以上は
「更新なし」を追記する企業が増えるものと思われます。
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