昨日、骨壷のお仕事に応募者殺到と書きましたが、
もう少し、解説を加えておきます。
会社が求人者で、仕事を探す方が求職者です。
求人倍率という言葉が新聞の見出しに良く出ていますが
これは、求人数÷求職者=求人倍率ということです。
会社が求人を出す数に対して、仕事を求める人の数は
大体、1前後です。
リーマンショックの直後は0.5を切る有様で、この頃、
年越し村が世間の注目を浴びました。
今は、大分持ち直し、求人の数と求職者の数が近付いて
来ています。
ということは、1つの求人で1人が応募する確率の中で、
応募者が、10人を超えるような、求人は、殺到といえる
でしょう。
しかし、大阪では、もっと凄いことになっています。
無名の企業でも、従業員600人程度の会社の事務・総務
の求人一人に対して、95名の応募者が殺到しています。
95倍の競争倍率。
ここの求人会社が特別ではありません。
調べれば、いくらでもこういう倍率が出てきます。
調べるといっても、ハロワで聞くしかありませんが。
何がいいたいかといいますと、求人を増やさなければ、
賃金は上がりません。
目先の小手先で、上げろといっても無理です。
求人1に対して求職者が0.5にでもなれば、と思います。
もっと、もっと、求人を出してくれる会社を日本に作る事が
政府の肝心な役割と感じます。
TPPが日本の企業数を増やすなら、賛成したいです。
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