4月14日に書いた歴史好きの男がやってきました。
今度は、ハローワークにギターを抱えてやってきました。
そこで、お昼休みで閑散としたフロアーで、急にギターを
弾き出しました。
慌てて、職員が退場命令。
「恐れ入りますが、ここでは他のお客様のご迷惑になり
ますので、別の場所でお願いします」
そう注意を受けた歴史好きの男は、
「自分は厚生労働省の偉い人を知っているが、良いのかね」
と脅しますが、職員もひるみません。
「そうですか、退出をお願いします」
これで、ようやく、出て行きましたが、また戻ってきました。
今度は、ギターを持たず、受付で、大きな声で、あのギターは
30万円したので、外では雨に濡れて、弾けないよ。自分は、
楽器は全て弾けるのよ。ピアノでも何でも出来るよ。
と、場違いのテーマをしゃべります。
見かねた職員が、「どうぞ、こちらの相談窓口にお座り下さい」
と案内し、「それで、ご相談は何でしょう?」
男「僕はね、中学しか出てないから、就職できないんよ。
アンダスタンド?」と言います。
前回も書いたとおり、片言の英語で、自分は通訳が出来ると
言っていたのを思い出しました。
ハローワークには、ワケアリ人間が沢山やってきます。
そういう視点で見ると、人間模様が見えて、貴重な体験の出来る
素敵な場所です。退屈しません。
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