昨日、綺麗な女性が、求人票を3枚持参し、窓口に座りました。
その内の1枚を指差し、これを紹介してください、と言います。
見ると、事務の仕事で、終業時間が、17時でした。
ここを希望した理由は、「私は、定時制に通っていますので、
就業のあと、高校に行かねばなりません。この職場は、学校に
近いため、学校の始業時間に間に合います。」
ということでした。
その話しぶりは、少し憂いがあり、テンションが低く、なにか
陰のある雰囲気でしたが、それは、それは、美しい女の子
でしたので、すごく印象に残りました。
これだけの美貌なら、芸能界ならすぐに売れ子になれるのに
、と思わせる美人でした。
その女の子は、「面接させていただいて、採用なら、すぐに
働かせて欲しいのですが、お願いできるでしょうか?」
と言います。
その言葉に驚きましたが、それ以上は詮索せず、求人先の
社長に面接を早くして、早く就労の希望を伝えました。
社長は、それでは、早く面接するから、さきに履歴書と紹介状
を郵送するよう言われましたので、女の子には、郵送の仕方を
説明して、資料を上げました。
郵送の場合は、添え状を一緒に送ると、印象が良いので、
皆さん、そのようにして送っていますよ、と書き方を助言し
ました。
普通、応募希望の求職者は、単に私の説明を聞くだけですが
女の子は、熱心にメモを取ります。それが、真剣に早く就職したい
という気持ちが伝わってきます。
まだ、未成年の女の子が、種々事情がおありなのでしょうが、
強い、憐憫の情が湧いてきました。
ハローワークは、悲しい人生の縮図のように感じました。
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